福岡県内の音楽スタジオで、有料で貸し出した高級ギターアンプが返却されないまま、借り手と連絡が取れなくなるケースが相次いでいることが分かりました。
店内で店員と話す男。
この人物が今、福岡の音楽スタジオ業界を騒がせている“借りパク男”です。
男が現れたのは福岡市南区の音楽スタジオ「サウンドブギー」。
騒動の発端は、音響機器の貸し出しに関する問い合わせでした。
◆サウンドブギ― 百留孝明さん
「1月8日に店頭に取りに来て、9日午後8時に返却予定だった」
男が希望した機器は30万円以上するイギリスの高級ギターアンプメーカー「マーシャル」の製品で、店側は1泊2日1万円で貸し出すことを決めました。
貸し出し当日の8日、男はスタジオを訪れました。
◆サウンドブギ― 百留孝明さん
「バンドでもやっているかの風貌には見える。監視カメラを意識しておどおどしている感じ」
男はアンプを借りる際、身分証明としてマイナンバーカードを提示して代金を支払い、店をあとにしました。
ところが…。
◆サウンドブギ― 百留孝明さん
「9日に戻ってこなかった」
その後、男とは音信不通になりました。
男にアンプを貸し出してから4日後、店は驚きの情報をつかみました。
◆サウンドブギ― 百留孝明さん
「ヤフーオークションに流れていた」
なんと、貸し出したアンプにネットオークションで14万3000円の値段がついていたのです。
店側は警察に相談しました。
TNCが調べたところ、この男によるとみられるアンプの“借りパク被害”は福岡県内だけでなく千葉県や大阪市でも確認されました。
各音楽スタジオは、警察に被害を相談しています。