FNN中部7局でお送りするシリーズ「今年にかける」。富山からは床の上のフィギュアスケートとも呼ばれる競技で息の合った演技を見せる姉妹を紹介します。
*吉國アナ
「2026年、今年にかける!富山から紹介するのは、一輪車に乗って華麗な技を見せるこちらの姉妹です!」
*村井姉妹
「私たちは、パワーユニガールズです!」
富山市の高校1年生、村井日和(ひより)さん。そして、中学1年生の妹・日菜生(ひなせ)さん。
二人が取り組んでいるのは「一輪車演技」
一輪車でアクロバティックな技を繰り出し、音楽に合わせてダンスも披露する競技です。その華麗さから、「床の上のフィギュアスケート」とも呼ばれています。
*吉國アナ
「楽しいなって思うときはどんなとき?」
*日和さん
「仲間と技が成功できたときが楽しい」
*日菜生さん
「私もおねぇと同じで、みんなで大会に出たときの達成感が好きです」
*吉國アナ
「おねぇって呼んでるの?」
*日菜生さん
「はい、おねぇです」
6歳ごろから一輪車に乗り始めた姉・日和さん。
転んでは乗り、乗っては転び、練習を重ねながら、ひとつまたひとつとできる技を増やしてきました。
その背中をいちばん近くで見ていたのが、妹の日菜生さん。努力家の姉に刺激を受け、自分もできるようになりたい―。その思いで一輪車に挑戦したといいます。
それからは、いつも二人一緒。笑い合い、競い合いながら、練習に励んできました。
3年前、日和さんは一輪車の国際大会に出場。ペアの部で世界2位。さらに、800メートルのトラックレースでも銀メダル。世界の舞台で輝きました。
その活躍に背中を押され、日菜生さんも一輪車マラソンの全国大会で優勝。
二人は良きライバルであり、何より心強いパートナーです。
姉・日和さんを尊敬しているところは...
*日菜生さん
「いろんな人と親しんで技を一緒にやったり、グループを引っ張っていくこと」
妹・日菜生さんを尊敬しているところは...
*日和さん
「エネルギーもあり、振付も考えられる」
去年、二人が力を注いだのは「グループ演技」でした。
5月に和歌山県で開かれた近畿大会。
ドイツから一輪車演技を学ぶため留学してきたセリーナさんを含む6人が、一緒に演技をしました。
次々と繰り出されるジャンプと回転。グループならではの隊列移動、そして、息を合わせたシンクロの動き。完璧なパフォーマンスは観客を魅了し、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。
仲間とつかんだ自信は、二人を後押しし、今年は、姉妹二人でのペア演技に力を入れることを決めました。
*吉國アナ
「どんなところが難しい?」
*日和さん
「技を練習し続けないと習得が難しい。上手になれない」
*日菜生さん
「新しいわ技が増えていくので終わりがない」
私も一輪車演技の魅力を感じようと、小学生以来の一輪車に挑戦しました。
*吉國アナ
「乗り方のコツはある?」
*日和さん
「コツは片方の足を乗せて、そっちを重心にして、もう片方の足を乗せる」
*吉國アナ
「めちゃくちゃ怖い。よいしょ、乗れました。すごい、これで演技するんだ。まわる?メリーゴーランド?」
*日和さん
「前に漕ぎ続けてください。めっちゃ上手!」
*吉國アナ
「やった演技の仲間入り!楽しい!」
日和さんの得意技は、Y字カーブ。
一輪車の上に乗り、足を横に高く上げてバランスをとりながら曲がる高難度の技です。
日菜生さんの得意技は、ピョンクイック。
一輪車の上にぴょんと乗り、大きく、すばやく回転するというこちらも難易度の高い技です。
さらに技の精度を上げて、表現力も高めたいと、練習に励む二人。
大会への出場だけでなく、今年、挑戦を決めていることがあります。
*日和さん
「富山の人たちに一輪車を知ってもらいたい。富山駅でのパフォーマンスをふたりでがんばりたい」
一輪車演技をたくさんの人に見てもらい、その魅力を感じてほしいと、二人は富山駅でパフォーマンスを披露する認定アーティストに登録。
先日、ライセンスの交付式に出席しました。
チーム名の「パワーユニガールズ」の「ユニ」は一輪車を意味する「ユニサイクル」のこと。
力強く二人の夢に向かって、まっすぐ向き合う。
そんな思いが込められています。
富山の一輪車姉妹、パワーユニガールズ。
二人の演技は、ことしの富山をきっと楽しく、明るくしてくれます。
日本一、そして世界を目指し、二人はいま富山からペダルを踏み出します。
*日和さん
「ふたりでこれから新しい演技に挑む。それぞれの技術もあ経ていい演技を作りたい」
*日菜生さん
「ペアの部では予選のある大会で出場し全力でがんばっていきたい」
*村井姉妹
「今年は二人でもっとたくさんの人に一輪車の魅力を知ってもらえるようにがんばります!」