九州産交バスは1月6日夜、空港リムジンバスがトランクルームの扉を開けたまま、約1キロにわたり走行したと発表した。12月下旬には高速バスのトランクルームに乗客の男性を、誤って閉じ込めたまま走行していて、「再発防止に努める」としている。
トランクルーム開けたまま約1キロ走行
トランクルームの扉を開けたまま走行したのは、熊本空港から熊本桜町バスターミナルに向かっていた『空港リムジンバス』。

九州産交バスによると、1月6日午後8時半ごろ、熊本市中央区手取本町の通町筋バス停で運転手が降車する客の対応をした後、終点までの約1キロ、扉を開けたまま走行したという。

熊本桜町バスターミナルに左折して入る際に、運転手がバックミラーを確認したところ、2枚のうち1枚の扉が開いていることに気が付いた。

ほとんどのバスには扉が開いていることを音で知らせる警告ブザーが付いているが、このバスにはブザーが付いておらず、運転手が確認を怠ったことが原因だという。乗客が預けていた荷物の紛失や損傷は確認されていないという。
トランクルームに客閉じ込めて走行も
九州産交バスでは、12月25日夜にも、高速バスのトランクルームに乗客の男性を誤って閉じ込めたまま走行する事案も発生している。

九州産交バスによると、福岡空港発・熊本桜町バスターミナル行きの高速バス『ひのくに号』が九州自動車道の武蔵ケ丘バス停に停車した際に、降車した10代の男性客がバスの側面のトランクルームの中に入り、荷物を取り出そうとしていたところ、運転士が中を確認せずに扉を閉めて出発したという。

男性がバス停に迎えに来ていた家族に携帯電話で助けを求め、会社からの連絡を受けた運転士が約10分後に熊本市東区の交差点付近で緊急停車させた。男性にケガはなく運転士からの問いかけに「ここで大丈夫」と答えたため、運転士はその場を離れたという。

九州産交バスはいずれも九州運輸局に報告していて、「安全管理体制の強化、再発防止、信頼回復に努める」とコメントしている。
(テレビ熊本)
