炎と煙で無病息災を願う伝統の火祭り神事「鬼すべ」が7日、福岡県太宰府市の太宰府天満宮で行われました。
鬼すべは炎と煙で鬼を追い払い1年間の無病息災と開運を祈る神事で、1000年以上前から続いていると伝えられています。
約600人の氏子たちが、鬼を退治する「燻手(すべて)」や鬼を守る「鬼警固(おにけいご)」などの役に分かれ、鬼をめぐる攻防戦を繰り広げます。
うず高く積まれた松葉やわらに火が放たれると激しい炎と煙が上がり、「鬼じゃ鬼じゃ」のかけ声が響きわたる中、「燻手」が大きなうちわで煙を送り込むと、お堂の中の「鬼警固」が煙を外に出そうと板壁をたたき割ります。
やがて耐え切れなくなった鬼が姿を現し退治されると、勇壮な火祭りは幕を下ろしました。
子供と一緒に訪れた男性は「ものすごい火と熱気だった。健康で楽しい1年にしたい」と話していました。