テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「七草がゆ」についてお伝えします。

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7日の宮崎県内は、宮崎市で最高気温15.9℃を記録するなど、3月上旬並みの暖かい一日となりました。「お粥を食べたらちょっと汗ばむ陽気となったかもしれませんね」と古山予報士。

1月7日 なぜ七草がゆ? 

この日は、七草がゆを食べて一年の無病息災を願う日として知られていますが、なぜ1月7日に七草がゆを食べるのでしょうか。

古山予報士:
この由来となっているのが「人日(じんじつ)の節句」です。あまり耳なじみがないかもしれませんが…

古山予報士によると、日本には季節の節目となる「節句」が5つあります。

ひな祭りで知られる「桃の節句(3月3日)」や、「菖蒲の節句(5月5日)」、「笹・竹の節句(7月7日)」などと並ぶ、季節の行事のひとつが、この「人日の節句(1月7日)」なのです。

古山予報士:
この1月7日以外なんですけれども、数字にある共通点があるんですけれども何だと思いますか?
児玉アナ:
ゾロ目ですよね!

その通り、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日(重陽の節句)と、奇数が重なる日になっています。

ですが…人日の節句は1月1日ではなく1月7日です。なぜ、ゾロ目ではないのでしょうか。

1月1日は元日で、1年の始まり。もともとおめでたい日だったので、1月1日は外したと言われています。

古山予報士の解説は続きます。古代中国では、奇数が重なる日に縁起が悪いとされて邪気払いをしていました。これが日本に伝わる間に縁起のいい日として、江戸時代には祝日に制定されたそういです。

なるほど、元々は邪気払いの日だったのですね。ちなみに、この五節句のうち、現在も国民の祝日として残っているのは5月5日の「こどもの日」だけだそうです。

「ジェットコースター」のような気温変化に注意!

ここからが、今回のメインテーマです。

「七草がゆでジグザグ気温に負けない体作りをしよう」
この先、栄養をつけておかないと、ジェットコースターのような気温変化についていけないかもしれない、と古山予報士は警鐘を鳴らします。

宮崎市の気温変化の予想を見ると、1月7日は3月上旬並みの暖かさでしたが、翌8日には西風が強まって真冬の寒さに逆戻り。さらに9日の金曜日の朝は、宮崎市でも氷点下2℃まで冷え込む予想です。

ところが、週末の10日土曜日には気温がぐんぐん上がり、最高気温は17℃と、今度は3月中旬並みの陽気になるというのです。

「ジャケット着たり脱いだり、着たり脱いだり…郷ひろみさんもビックリ」と古山さんが表現するように、まさにジェットコースターのような気温変化。日々の服装選びだけでなく、体調管理にも細心の注意が必要になりそうです。
特に寒さが厳しくなる山間部では、より一層の注意が必要になります。

五ヶ瀬町では、最低気温が0℃未満の「冬日」が続く見込みで、11日の日曜日は日中の最高気温が0℃という厳しい寒さが予想されています。この日は寒気の影響で、山沿いを中心に雪や雨となる可能性もあるとのことでした。

季節の節目に、胃腸に優しい七草がゆを食べて体をいたわるという昔ながらの習慣は、こうした激しい気温の変化を乗り切るための、理にかなった知恵なのかもしれません。胃腸に優しいものを食べて免疫力を上げるなど、日々の食事を工夫して、寒暖差を乗り切っていきましょう。

(テレビ宮崎)

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