物価高が長引き、国際情勢も緊迫化する一方、県内ではJ1昇格による経済波及効果に期待が寄せられるなか、政財界のトップなどが集う新年の祝賀交歓会で2026年の展望を聞きました。
5日に長崎商工会議所が開いた新年祝賀交歓会には、経済団体や企業の代表、それに国会議員など約600人が集まりました。
物価高や金利上昇など経営環境が厳しさを増す中、県内の関係者が期待を寄せるのはV・ファーレン長崎のJ1参戦です。
長崎商工会議所 森 拓二郎 会頭
「2025年を大きく上回るアウェーサポーターの来崎が見込まれる」
森 拓二郎 会頭はにぎわいを拡大していくため、観光資源の磨き上げや情報発信など地域一体となった取り組みをと呼びかけました。
長崎商工会議所 森 拓二郎 会頭
「スポーツ観戦や新しく展開される多種多様なイベントへの来場者をまちなかへと誘導する回遊性の向上、さらには県内各地を巡っていただくための受け入れ態勢の強化がより一層重要」
長崎スタジアムシティは開業1年でのべ485万人が来場。1月にはBリーグのオールスターゲームが開催されます。
リージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 代表取締役社長
「長崎に応援に行ってよかったと思ってもらえるようなスタジアムシティの磨き上げをしないといけない1年」
地域経済への波及効果も期待される中で、目指すのは
リージョナルクリエーション長崎 岩下 英樹 代表取締役社長
「「ホスピタリティ」と書きました。スタッフも元気で明るくて、また絶対長崎に行きたいよねと思ってもらえるようなホスピタリティの発揮がまだまだ課題かなと思いますし。長崎全体で磨いていってたくさんの人をお迎えして発展していければ」
一方、気になるのが共に新年を祝ってきた中国駐長崎総領事館関係者の不在です。国家間の関係に観光業が左右されない戦略がますます必要になっています。
長崎商工会議所 観光部会 松藤 章喜 部会長
「チーム長崎でPR。これだけ幅広い(観光商材)ものがある地方都市はないと思う。アジア各国もだが、欧米の方々は長期でステイする人達も多いので、色々な国の方々に来ていただく。そういう策を取っていかないといけない」
5日、本格的な運用が始まった五島市沖の浮体式の洋上風力発電所。浮体基礎を納めた企業は国の内外からの受注を見据え、長崎市に新たな工場を整備します。
三菱長崎機工 空閑 哲雄 代表取締役社長執行役員
「神ノ島で供給する(大型な)部材が必要だと考えている。長崎の色々な製造業の皆さんと共に協力体制を組みながら作っていく」
「オール長崎」で長崎の経済を盛り上げようと、うまの年に力強く駆け抜ける決意がみなぎる祝賀交歓会となったようです。