5日に開幕した春の高校バレー全国大会。6日、男子代表・山形中央と、女子代表・米沢中央が1回戦に登場した。山形中央は惜しくも初戦敗退、米沢中央は、逆転で2回戦進出を決めている。
《男子1回戦》
山形中央の相手は、2年連続13回目の出場、インターハイで全国制覇の実績がある松本国際(長野)。
第1セットの序盤は、松本国際の多彩な攻撃に苦しめられ一時6点差をつけられたが、山形中央が反撃に転じる。
チーム最長身・197センチの阿部弘佑選手がブロックを決めると、スタメン唯一の1年生・笠原悠太選手も強烈なスパイクでチームに勢いをもたらす。
じわじわと差を詰めていき、第1セット終盤で一時逆転に成功する。
その後は、競り合う展開で粘りを見せた山形中央だったが、28対26で第1セットを惜しくも落とす。
続く第2セットは、キャプテン・郷野魁星選手が浮上のきっかけを作る。
難しいトスでもものともせず、何度も何度もスパイクを打ち込み、このセット実に9得点と相手を圧倒する。
(実況)
「もう一度郷野で勝負ーーー! エース郷野が止まらない!」
鍛えあげたコンビバレーで、25対19と第2セットを奪う。
セットカウント1対1、最終第3セット。
山形中央の前に立ちはだかったのが、今大会最長身・2メートル7センチの楊賀然(やんふーらん)選手。
山形中央の最長身・阿部選手でも、ブロックに苦しめられる。
さらに、精度の高い速攻と力強いスパイクの松本国際に押される展開が続く。
それでも終盤には、山形中央のセッター・須貝樹選手が絶妙なフェイント。
(実況・解説)
「相手コートをよく見ています。要所要所で本当に相手のことをよく見えています」
しかし、山形中央の粘りもここまで。25対19で最終セットを落とし、あと一歩及ばず初戦敗退。
《女子1回戦》
米沢中央の相手は、2年連続出場の航空石川(石川)。
第1セットは、航空石川が終始リードする展開に。
米沢中央は、果敢に攻撃するものの相手のブロックに阻まれる。
中盤、3年生・深澤紅選手の鋭いスパイクを皮切りに5連続で得点するが、流れをつかむことができず第1セットを落とした。
続く第2セット。
序盤は一進一退の攻防が続いたが、流れを変えたのは米沢中央の絶対的エース、3年生・岡崎芽依選手。
相手の反応が追いつかない鋭いスパイクを打ち込む。
(実況)
「エースで連続得点、米沢中央! 吠える岡崎芽依。ひとつエンジンがかかったような岡崎」
その後も米沢中央は、スタメン平均身長173センチ超えを活かしたブロックや、得意の粘りのプレーで第2セットを奪う。
そして運命の第3セット。
勢いが止まらない米沢中央は、1年生・小島颯夏選手のサービスエースやエース岡崎選手がリードを広げると、そのまま走り続ける展開に。
(実況)
「ここで技が光りました。強打ではなく、相手をあざ笑うかのようなフェイント!」
意地を見せた米沢中央が25対20、セットカウント2対1で航空石川を下した。
(米沢中央3年・浦田朋佳キャプテン)
「自分たちのバレーを最後ちゃんとできていた。勝つことができてうれしい。目標は全国ベスト8。1勝1勝を大事にして、自分たちのバレー・高さをいかした攻撃で勝ち上がれるよう頑張りたい」
米沢中央は7日、安来(島根)との2回戦に挑む。
2回戦の模様は、7日午後3時55分からさくらんぼテレビで放送する。