多くの人が一度は履いたことがある学校の上履きで知られる、福岡の老舗シューズメーカーに新たな動きです。
6日午前11時前、福岡県久留米市の店舗に集まった人たち。
そのお目当ては…。
◆来店客
「この色違いがほしい。洋服屋とかにしかないイメージだったので買いやすくなる」
◆来店客
「おしゃれでけっこうリーズナブル。新しくできたムーンスターの新店舗を見に来た」
老舗シューズメーカー「ムーンスター」の直営店が、地元の福岡県久留米市の本社内にオープンしました。
直営店は現在、東京に2店舗、福岡市に1店舗ありますが、発祥の地である久留米市での出店は初めてです。
新店舗は社員食堂だったスペースなどを改装し、広さは約860平方メートル。
子供用から大人用まで幅広く靴を取り揃えているほか、誰でも利用できるフリースペースも設けられています。
◆ムーンスター マーケティング戦略課 根之木琴里さん
「フリースペースもあるので、靴を買う目的でなくても、気軽に立ち寄ってもらえるような開かれた場所になったらいいなと思っています」
ムーンスターといえば上履きを連想する人も多いと思いますが、もともとは久留米市のゴム産業の技術を活かし、座敷足袋の生産会社として1873年に創業しました。
最近は人気アパレルブランドとのコラボなどで、若者から年配の人まで幅広い世代に支持されています。
担当者におすすめを聞いてみると…。
◆ムーンスター 高野翔平さん
「ジムクラシックという、店に併設している工場で手仕事で作られている靴」
国内では希少な製法で作られていて、ソールが滑らかで足なじみがいいのが特徴だといいます。
さらに、地下足袋の良さを活かした直営店限定の靴も…。
◆ムーンスター 高野翔平さん
「地下足袋の良さはフラットな底面や脚の指を使えるというところ。そういうディテールを現代の靴に落とし込んだ」
◆来店客
「(子供の)学校用の靴と、保育園の靴を探しにきました。上の子が0歳のときからムーンスターしか履いてないです」
◆来店客
「なじみはあるけど普段のおしゃれ靴は履いたことがなかった。すごく好きな感じ」
担当者は「今後も店舗展開を進め、コミニティが生まれる場所を少しずつ増やしていきたい」としています。