2026.2月に開幕するミラノ・コルティナオリンピックの出場が有力視されている岩手県一関市出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手に2026年の抱負を聞きました。

世界を舞台に活躍している一関市出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手は、今回、久しぶりに地元に帰ってきました。

Q:岩渕選手にとって地元はどんな場所ですか
岩渕麗楽選手
「一番素でいられる場所なので、プレッシャーも何もなく、落ち着くために帰って来られる場所だと思う」

2月に開幕するミラノ・コルティナオリンピックでは、空中技の出来栄えを競う「ビッグエア」の出場が有力視されるほか、コース上の障害物を滑り降りながら技を披露する競技「スロープスタイル」の出場も目指しています。

代表入りが決まれば3度目のオリンピック出場となります。

岩渕麗楽選手
「オリンピックは次こそ本当に金メダル本気で取りに行きたい」

15歳で「ビッグエア」のワールドカップで初優勝を果たし、これまで通算9勝をあげている岩渕選手。
世界トップクラスの実力を持つ一方で、オリンピックは過去2大会とも4位という結果に終わりました。

岩渕麗楽選手
「あと一歩がすごく遠いと思って、そこで感じるプレッシャーだったり全然違う。慣れてくるものでもなかったし、そういう技術的なところ以上にメンタル的なやりにくさはすごいある」

プレッシャーがかかるオリンピックの舞台。
その中でも岩渕選手はトップに立つために”挑戦”を続けてきました。

前回2022年の北京オリンピックでは、岩渕選手が挑んだある”技”が世界から称賛を受けました。
それが「フロントサイドトリプルアンダーフリップ1260」。

縦に3回・横に3回半回転する難易度の高い技で、女子選手で挑戦したのは岩渕選手が初めてでした。

オリンピックでは着地に失敗してしまいましたが、2023年の世界大会「Xゲームズ」で女子選手として初めて公式戦で成功させました。

岩渕麗楽選手
「技に挑戦するまでは何となく自分がうまくなる想像ができなかった。限界を感じたタイミングだったけれど、まだいけるんだと思えて。さらにスノーボードと向き合えるようになったと思う」


Q:世界のレベルってどう変わってますか?
岩渕麗楽選手
「すごく上がっていると思う。北京でやった技は予選を通るために使う技になってくると思うので、勝つための技ではなくなってしまったからこそ、今もうちょっと難しい技を練習して大会を目指している」

”挑戦”を続け、さらなる進化を目指す岩渕選手。
オリンピックで悔しさを味わったからこそ練習に取り組む姿勢も変わったと話します。

岩渕麗楽選手
「本当にひたすら練習内容も濃くなったし、練習時間も前と比べて本当に桁違いに増えた」

ミラノ・コルティナオリンピックの開幕まで約1カ月。
練習に追われプレッシャーもかかる中、メンタル面を整えリラックスするため心掛けていることを聞きました。

岩渕麗楽選手
「余計なことは考えない。結果のことも考えないし、その先のこともあまり考えずに、大会出ている時は今自分が滑っている技のことだけ考えるようにしている」

Q:遠征先での楽しみは何かありますか
岩渕麗楽選手
「いろいろあるけど、山にいる分、標高が高いので景色はすごいきれい、どこに行っても。カメラを始めたので写真に残していくのは遠征の楽しみ」

最後にオリンピックイヤーの2026年にかける思いをフリップにしたためてもらいました。

岩渕麗楽選手
「『一生懸命』です。頑張りきることって難しいと思っていて、私も練習していくうえで自分に妥協しちゃう時があったけれど、それをしてたら五輪の舞台ではやり切れないと思ったので、もう1回、自分の中で強く持っておきたいと思う言葉」

己の限界に“一生懸命”挑戦し続けてきた岩渕選手。勝負の2026年が始まりました。

(岩手めんこいテレビ)

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