アメリカのトランプ政権による軍事作戦で身柄を拘束されたベネズエラのマドゥロ大統領は5日、ニューヨーク市の裁判所に初めて出廷し、麻薬密輸に関与した罪などについて無罪を主張しました。
裁判所前から、FNN・弓削いく子ニューヨーク支局長がお伝えします。
マドゥロ大統領は冒頭、「自分は大統領で自宅から誘拐された」などと述べ、裁判官から発言を制止される場面もありました。
麻薬の密輸など4つの罪で起訴されたマドゥロ大統領は厳重な警備の中、ニューヨークの拘置所からヘリで移送され、初出廷に臨みました。
裁判官に名前を確認されると、「私はニコラス・マドゥロ・モロスだ。ベネズエラの大統領だ。カラカスの自宅で誘拐された」とスペイン語で話し続け、裁判官に制止されました。
また、罪状認否では「私は無実で無罪だ。私はまともな人間だ」と述べ、起訴内容を全面否認しました。
法廷でマドゥロ大統領はさかんにメモを取り、持ち帰ることも認められました。
一方、裁判所の周辺ではマドゥロ氏の拘束を歓迎する人たちと、トランプ氏の手法に抗議する人たちが対立する場面もみられました。
次回の審理は3月17日に行われます。