鹿児島県内各地では大晦日から元日にかけて、様々な形で2026年の新年を迎える姿が見られた。新しい年への期待と希望を胸に、多くの人々が初日の出を拝んだり、恒例の行事に参加したりして新たな一年の始まりを祝った。

福くじに願いを込めて

大晦日、阿久根市のAZあくねには長蛇の列ができた。お目当ては大型テレビをはじめとする豪華景品が当たる1万円の福くじだ。「息子が欲しい『Switch2』を当てたい」と期待を胸に並ぶ家族の姿も見られた。

福くじの行列(12月31日午後6時ごろ)
福くじの行列(12月31日午後6時ごろ)
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新年を迎えると、最初の運試しに多くの人が参加。幸運を掴んだ人々の笑顔が溢れた。大型テレビが当選した高校生は「運が回ってきたかと。(今年の目標は)高校2年生になるので、まず勉強かな」と笑顔で話した。

除夜の鐘と新年の音楽

鹿児島市平川町の最福寺では、午後11時から除夜の鐘が鳴り響いた。参拝者たちは静かに鐘の音に耳を傾け、去りゆく年に思いを馳せた。「来年は英検の4級を合格したいです」と新年の抱負を語る子どもの姿も。

最福寺(12月31日午後11時ごろ)
最福寺(12月31日午後11時ごろ)

一方、センテラス天文館(鹿児島市)では、盛大な音楽と光の演出で新年を迎えた。集まった人々は「一生懸命仕事で働いて、家族に美味しいもの食べさせられるよう頑張りたい」「去年がちょっとチャレンジした年だったので、それをもっと飛躍してチャレンジし続ける年にしていきたい」など、それぞれの思いを語った。

センテラス天文館(鹿児島市)
センテラス天文館(鹿児島市)

各地で迎えた初日の出

元日の午前7時過ぎ、大崎町の益丸海岸では朝日が昇り、新年を告げた。「一日一日を最高なハッピーな一日にしたい」「元気に健康に仕事も恋愛も遊びも頑張るぞ」と、初日の出を拝む人々は新たな決意を胸に刻んだ。

鹿児島市の寺山公園にも約60人が集まり、初日の出と桜島をカメラに収めていた。「桜島が写っていて、綺麗」「家族全員で穏やかに、にこやかに過ごせたらいい」と、撮影に訪れた市民は話す。

寺山公園(1月1日午前7時ごろ)
寺山公園(1月1日午前7時ごろ)

奄美市の大瀬海岸では空が厚い雲に覆われ、残念ながら初日の出を見ることはできなかったが、愛好家たちがこの時期にしか見られない渡り鳥の観察を楽しんでいた。「このタイミングの生き物(渡り鳥)は生き生きしているので、見ていて楽しくてついつい来てしまう」と、前の晩はお酒を我慢してまで早起きした人もいたようだ。

奄美市・大瀬海岸(1月1日午前7時すぎ)
奄美市・大瀬海岸(1月1日午前7時すぎ)

スポーツで新年のスタート

晴天に恵まれた鹿児島市の白波スタジアムでは「太陽とともに走ろう」というイベントが開催され、参加者たちは思い思いのペースでジョギングやウォーキングを楽しんでいた。

白波スタジアム(鹿児島市)
白波スタジアム(鹿児島市)

「家族みんなサッカーが大好きなので、是非また(鹿児島ユナイテッドFC)がJ2に上がれるように応援を頑張りたい」とサッカーファンの参加者は新年の抱負を語った。

伝統行事で幸せを願う

霧島市のおりはし旅館では、餅をつく音と元気のいい掛け声が響いた。2025年は夏の大雨で一時休業を余儀なくされた同旅館だが、現在は客足が被災前の状況まで回復。恒例の餅つき大会には宿泊客や従業員が参加し、新年の幸せを願った。

おりはし旅館(1月1日午前9時ごろ)
おりはし旅館(1月1日午前9時ごろ)

「馬のように全てがうまくいくといいですよね。素敵な年にしたい」「餅をつきながらも、運もついて、災害のない幸せな笑顔を溢れる一年になれば」と参加者たちは口々に話した。

仙厳園駅で迎える新年

2025年に開業した仙厳園駅。その目の前にある島津家ゆかりの地・仙厳園では、新年を祝う獅子舞が披露され、訪れた人々は伝統芸能を楽しんでいた。

仙厳園(鹿児島市)
仙厳園(鹿児島市)

「地元に帰ってきて久々に家族と過ごした。やっぱり本当鹿児島が大好き」と帰省客は故郷への愛を語った。

2026年も鹿児島県民にとって、より良い1年となることを願いたい。

(動画で見る:【総力取材】除夜の鐘、初売り、そして獅子舞 大晦日から元日 鹿児島県内で何があった?)

鹿児島テレビ
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