兵庫県明石市の海岸で、陥没した砂浜に女の子が生き埋めとなり死亡した事故から30日で24年が経ちました。
30日午前、事故現場となった明石市の大蔵海岸には丸谷聡子市長らが訪れ、花を手向けました。
24年前の12月30日、海岸を父親と散歩していた金月美帆ちゃん(当時4歳)が突然陥没した砂浜で生き埋めになり、意識が戻らないまま5カ月後に亡くなりました。
この事故では、安全管理を怠ったとして海岸を管理していた国と明石市の担当者4人が有罪判決を受けています。
【明石市・丸谷聡子市長】
「24年たちましたけれども、ご遺族の悲しみに終わりはないと思います」
「市長の責任として市民の安全・安心を守っていくというのが一番大きな仕事だと思っております」
事故の後、海岸周辺では明石市による安全点検が行われています。