和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社では
新年に向けて「那智の滝」のしめ縄の張り替えが行われました。
白い装束に身を包んだ神職たちが、
新しいしめ縄を手に険しい山道を進んでいきます。
向かった先は高さ約133メートルと
日本一の落差を誇る「那智の滝」。
毎年、年末に迎春準備の恒例行事として
しめ縄の張り替えが行われています。
冷たい水が足元を流れる中、命綱を付けた神職らが古いしめ縄を降ろし、
長さ26メートル、重さ4キロの真新しいしめ縄へと張り替え、
「紙垂(しで)」と呼ばれる白い布を縛り付けました。
しめ縄の張り替えは無事終わり、
熊野那智大社では新年を迎える準備が整いました。