杉本前知事の辞職に伴い1月に行われる福井県知事選挙に立候補を表明した3人が27日、福井テレビの報道番組の収録にあたり、出馬の理由や県政の重要課題へのスタンスなどを主張しました。
福井テレビ「タイムリーふくい」の収録に出演したのは、27日までに知事選挙に立候補を表明した共産党の金元幸枝氏、元副知事で前越前市長の山田賢一氏、福井市出身で元外務省職員の石田嵩人氏の3人です。
出馬を決意した理由について、3人は次のように語りました。
金元幸枝氏:
「前知事のセクハラ事案について黙っていられないと思った。セクハラは女性の尊厳を傷つける暴力であり、犯罪です」
山田賢一氏:
「非常に緊急事態だということは私も思い、周りも言っている。これに応えられるのは即戦力と経験、そして人脈」
石田嵩人氏:
「県内にもたくさんの課題が山積している。迅速な解決が求められる課題にしっかりと取り組んでいきたい」
3人は、北陸新幹線の大阪延伸や原子力政策、アリーナ計画など県政の重要課題についてそれぞの主張を展開しました。
タイムリーふくい年末1時間スペシャルの放送は、28日午前8時半からで、前半は知事選の立候補表明者3人が、後半は県内の衆院議員4人が討論します。