広島市が発注した安佐北区の県道のり面の施工について「手抜き工事があった」という通報があり市が調査をしていることがわかりました。

広島市によりますと、去年12月、市が2009年に発注した安佐北区安佐町の県道のり面の施工について、当時、測量を担当していた業者の元社員から「手抜き工事があった」という通報がありました。

広島市は当初、不正は確認できないとしていましたが、元社員から新たな資料提供を受け、今月15日に改めて調査を実施。ブロックの継ぎ目に棒を差し込み、中が空洞になっていないかなどを確認したということです。

深さ約30cmの隙間もみつかりましたが「手抜き工事」かどうかは断定できていないということです。広島市は、調査結果を踏まえ今後の対応を検討したいとしています。

テレビ新広島
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