今から25年前、西暦2000年に企画されたタイムカプセルが26日開封されました。中に入っていたのは、将来の自分へのメッセージです。
今から25年前の西暦2000年。
子どもたちが未来の自分や家族に向けたメッセージをタイムカプセルに収めました。
有田焼で作られた、高さ約1.4メートルの巨大なタイムカプセル。
25年間、ひっそりと県庁に展示されていました。
それから25年の時を経て、26日行われた開封式。
タイムカプセルの中には、約2400通の手紙のほか、県の資料、ぬいぐるみなどが入っていました。
【当時小学3年生 江頭明佳さん】
「とても懐かしくて、当時はとても絵を描くのが好きでこのメッセージに絵を描いたのかなと。当時の自分を思い出せました」
【当時1歳の息子宛てに手紙を投函 島田貴子さん】
「息子はすごく病気がちでそれでも大切に育てていっていたことを書いて、周りの家族やいろんな人に感謝してねっていうことを書いていました。今は医師として頑張ってくれているので、元気に今はなってくれてよかったなとしみじみ思っているところ」
タイムカプセルの手紙は県庁での受け取りのほか、郵送での対応も行っています。
また、今回空になったタイムカプセルには再び未来への手紙などを入れ、2050年に開封するということです。