高級腕時計のシェアリングサービスを運営する「トケマッチ」の元社長が、預かった高級腕時計をだまし取った疑いで逮捕されました。
「トケマッチ」運営会社の元社長・福原敬済容疑者(44)ら2人は2023年、男性(30代)から預かった「ロレックス」15本をだまし取った疑いが持たれています。
福原容疑者は26日、ドバイから成田空港に到着したところを逮捕されました。
「トケマッチ」は、高級腕時計を所有者から預かり、借りたい人に貸し出すサービスで、所有者には預託料が支払われる仕組みでしたが、福原容疑者らは預かった腕時計を売りさばいていたということです。
「トケマッチ」をめぐっては、45の都道府県の約650人から「預けた腕時計が返却されない」などと相談が相次いでいて、被害額は28億円以上にのぼるとみられています。