24日から台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相が頼清徳総統と会談しました。
11年ぶりに台湾を訪問している河野氏は26日午前、台北市内で頼清徳総統と会談しました。
頼総統は、日本政府がこれまで台湾海峡の平和と安定を重視する姿勢を示していることに感謝を表明したうえで、日本との経済連携協定の締結に向けた支援などを求めました。
一方、河野氏は、AIやデジタル経済など新興分野での連携強化に期待を示したほか、台湾が福島県などの食品輸入制限を解除したことに感謝を示しました。
台湾には今週、萩生田幹事長代行ら自民党議員の訪問が相次いでいて、中国側は「一つの中国の原則に反している」などと反発しています。