１２月２５日深夜から２６日朝にかけて、仙台市宮城野区幸町でクマの目撃情報がありました。 この周辺では２４日からクマの目撃情報が続いていて、警察が警戒を呼びかけています。
警察によりますと、２５日午後１１時半ごろ、宮城野区幸町４丁目で、宮城県仙台土木事務所の敷地内に入っていく、体長およそ１．５メートルのクマ１頭が目撃されました。
また、２６日午前７時４０分ごろ、土木事務所からおよそ２００メートルの場所でも、クマの目撃情報が。
さらに…。
記者リポート
「近くでクマが目撃された施設の駐車場では、クマのものと思われるフンが見つかりました」
クマの目撃を受けて、宮城県障害者総合体育センターでは、２６日、急きょ、グラウンドの利用を停止する措置をとりました。
宮城県障害者総合体育センター職員
「見たこともない大きなフンだったので、クマの可能性はあるのかなと思っている。せいぜいタヌキやハクビシンで、まさかここまで来たかなとびっくりしている」
周辺では、２４日からクマの目撃が相次いでいて、半径８００メートル圏内で、少なくともあわせて９件の目撃情報が寄せられています。
警察は、同じ個体の可能性もあるとみて、付近住民に警戒を呼びかけています。
