夜光タスキの贈呈式が倉敷市の小学校で行われました。材料は、あの制服の製造過程で出る端切れです。
日常よく目にする夜光タスキ。よく見るとどこか見覚えのある生地が・・・
実は警察官の制服の生地が使われています。この夜光タスキは、官公庁の制服などを手掛ける倉敷市の大和被服が製作したものです。これまで廃棄していた制服の端切れを何とか有効活用できないかと今回初めて製造しました。
出来上がった夜光タスキは子供たちの交通安全に役立ててもらおうと、倉敷市の乙島東小学校に約８０本、プレゼントされました。
贈呈式では、児童の代表が夜光タスキの着用を呼びかける「玉島ルミナスミニポリス」の特別隊員に任命されました。
（児童は…）
「警察の服から作られているのですごく格好いいと思った」
「暗い所で反射材などを着けて事故防止の手伝いができると思うととてもうれしい」
（大和被服 畑利昌専務）
「警察官（の制服）と同じものであれば子供たちが積極的に着けてくれるのではないかと思うので、こういった取り組みを続けながら警察官の制服と同じ素材でできた夜光タスキをする子供たちが増える未来を願っている」
大和被服は、今後も制服の端切れを利用して新たな製品作りに取り組みたいとしています。
