名古屋市北区の大曽根本通商店街で、毎月第2土曜日の朝にだけ開かれる「大曽根朝市」。野菜や果物、雑貨が驚きの価格で並び、出勤前の人や常連客でにぎわう、都会ならではの朝市です。

■朝の大曽根で見つけた“都会の朝市”

午前8時の名古屋市北区。大曽根駅から歩いて2分の大曽根本通商店街では「大曽根朝市」が開催されています。

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出店料を払えば誰でも店を出すことができ、この日は15軒ほどが並んでいました。里いも1袋250円(約10個)、柿1袋150円(4個)、コメは1キロ700円とお値打ち。季節の植物や服飾雑貨も激安で販売されています。

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客:
「この裏で仕事しているので出勤前に。朝一番はテンション上がります」

別の客:
「買い物していると1日が楽しくスタートできるから朝市は好き」

■商店街を元気にしたいという思い

2年近く通う常連の女性は、店を1軒ずつ巡りながらお目当ての品を購入していきます。

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常連客:
「少しまけてくれた。50円くらい」

約30分で自転車のカゴは野菜や服でいっぱいに。これだけ買って約3000円とお値打ちです。

主催者の男性:
「商店街を元気にしたい。イベントがある日は賑わうけど、平日はちょっと寂しい。少しでもいいお店を誘致してたくさんの人に来てもらい笑顔を見せてほしい」

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月に一度の朝市は、商店街に活気を届け、人と人をつなぐ温かな交流の場になっていました。

東海テレビ
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