北海道北広島市に住む60代男性が、SNS型投資詐欺で現金約680万円をだまし取られ、警察が詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、男性は6月16日、インターネットで「株配り」の広告を見つけ、サイトに表示されていた「前澤友作」のSNSアカウントを友達に追加しました。
SNSで「前澤友作」を名乗る人物から株取引を勧められた後、「前澤友作」のアシスタントを名乗る人物から「AIに株の取引を行わせるシステムを利用するには口座開設が必要」「AIで選んだ2つの銘柄で利益がでましたが参加されましたか」などと説明を受けました。
その後、男性は指示に従って口座を開設し、6月16日から9月4日までの間、指定された口座に複数回にわたり振り込み、計現金約680万円をだまし取られました。
現金を振り込んだあと不審に感じた男性は9月5日、「投資詐欺の被害にあったかもしれない」と警察署を訪れ、被害が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSで知り合った相手から電子マネーや現金を要求された場合は詐欺を疑い警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。
※詐欺相談などができる警察相談専用電話は＃9110
