富山・石川の学生が、地元企業の課題や新規事業について考える、北陸発のビジネスコンテストが開かれました。
開催されたのは、ビジネスコンテスト「HoHoHow!」です。
このコンテストは、富山と石川の企業について学生に理解を深めてもらい、若者の視点で企業の新たな魅力や可能性を引き出すきっかけにしてもらおうと、 BBTなどが開催しました。
コンテストには、富山と石川から約200人の学生と、飲食業や製造業など9つの企業が参加。
各企業が設定した課題について、学生が解決へのアイデアを練り上げ、提案します。
*参加した学生
「外国の方に向けパズルにしてゲーム形式で板金を知ってもらう」
学生は、企業とのディスカッショを通して、課題解決策や商品の魅力発信へのアイデアにつなげていました。
そして1カ月後、学生の各チームが専門家や企業の担当者に向けアイデアを発表しました。
中でも、富山市の板金加工、村井工業の課題「子ども向け板金製品を作りたい」との課題に答えた金沢工業大学のチームは、子どもの好きな「お祭り」をテーマに、板金で輪ゴム鉄砲を制作、コストを抑えながらSNSで広く発信することを提案しました。
各企業は、学生のアイデアをブラッシュアップし新たなビジネスにつなげる他、コンテストを通して、地元企業の魅力を知ってもらい、企業選びの選択肢にして欲しいと話しています。
*金森産業 金森洋平社長
「考えていたものを上回る提案をいただけたのが、もの凄く面白かった」
*塩谷建設 塩谷洋平社長
「学生のアイデアをプロとして収益に結び付ける。学生と連携を組んでやれば良いものが出来る」
*参加した学生
「建設業や物づくりなど、自分では調べない企業に出会えるのが良い経験になった」