ラート競技の世界チャンピオン・高橋靖彦選手が23日、秋田市の小学校を訪れました。子供たちは体験を通じて、競技の魅力と挑戦することの大切さを学びました。
華麗な演技を披露するのは、秋田ノーザンハピネッツ所属でラート競技の世界チャンピオン・高橋靖彦選手。12月13日から行われた全日本選手権・個人総合で12連覇を果たしたほか、世界選手権でも三度の優勝を誇ります。
23日は秋田市の泉小学校でラートの体験会が開かれ、6年生の児童が参加しました。
初めてラートを見たという児童がほとんどで、「難しそう」「怖そう」などと感じていたようですが、初めてとは思えないほど上手に回転します。
児童たちは、見る見るうちにラートの魅力に引き込まれていました。
体験した児童は「ちょっと怖かったけれど楽しかった。勢いをつけてやればちゃんと回れた」「怖かった。爪先を上げたら回れた」と話していました。
児童たちは競技体験と高橋選手の言葉から、挑戦することの大切さを感じたようです。
ラート世界チャンピオン・高橋靖彦さん:
「ラートの楽しさを伝えたいのはもちろん、『ちょっと怖いかも』『初めてやってできるかな』といった気持ちに対して、まずやってみるという経験をしてほしい」
高橋選手は、2026年6月からドイツで開かれる世界選手権に出場します。