県内の最低賃金が1032円に引き上げられた。これを受け、連合山形が山形市で街頭活動を行った。
23日、連合山形が山形市中心部で行った街頭活動は、23日に改定された最低賃金を広く周知することが目的。
(連合山形・渡部貴之会長)
「きょう12月23日から77円引き上がり、時給1032円になりました」
県内の最低賃金は、これまでの955円から77円引き上げられ、1032円に。
県内では初めて時給1000円を超えた。
しかし、連合山形の渡部会長は、さらなる最低賃金の引き上げが必要だと話す。
(連合山形・渡部貴之会長)
「1032円になってもワーキングプアを脱せる賃金水準ではない。歩をとめることなく引き続き取り組みを続ける」
2026年2月9日からは、来年度に向け、賃金をはじめとする労働条件の向上を企業と交渉する「春闘」が始まる。