【遺体の第一発見者】
「矢吹さん(の庭は)パッと見てもきれいだった。四季折々の花が咲いて整備されていたのが、草ボーボーになってさみしい気持ち」

広島県庄原市の集落で、高齢女性が殺害された事件は、未解決のまま半年が経ちました。

6月24日の夕方、庄原市東城町の住宅で、一人暮らしをしていた矢吹定代さん(当時84歳)が、頭や顔を硬いもので複数回殴られ、殺害されているのが見つかりました。


警察は、強盗殺人も視野に捜査を進めていますが、容疑者の特定には至っていません。
矢吹さんの遺体を最初に発見した女性は、警察が10回以上自宅を訪れ、話を聞かれたといいます。

【遺体の第一発見者】
「(事件から)最初の1カ月くらいは事件の現場の様子、発見した時の様子を詳しく聞かれていましたけど、あとは皆さんに聞いてまわられるように不審な人を見なかったかとか、不審な車を見たことはないかとか」

情報を求める警察の活動は、23日も…

【竹内記者】
「現場近くの道路には警察官が集まって、道行く車をひきとめています。運転手にこのようなチラシを配って情報提供を呼びかけています」

【警察官】
「ちょっとでもいいので、何か情報がありましたら、庄原警察署のほうに連絡をいただければと思いますので」
【ドライバー】
「わかりました」
【警察官】
「すみませんがよろしくお願いします」


警察には、これまでに、およそ70件の情報が寄せられていますが…。

【庄原警察署 東城交番 英賀谷 圭介 所長】
「防犯カメラが少ないとか、目撃者の方もいないというところで、捜査がなかなか難しいというところは多々あるかと思います。どのような断片的なことでも結構なので情報提供をいただきたい」

≪情報提供は≫
庄原警察署 0824-72-0110 

テレビ新広島
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