正月を迎える準備が各地で始まっています。
大分・竹田市では、無形民俗文化財に指定され正月に無病息災を願う縁起物の「姫だるま」作りが今、最盛期を迎えていました。
優しいまなざしで、うっすらとほほ笑みを浮かべる愛らしい姫だるま。
この地域では、正月に縁起物として各家庭に姫だるまを配る「投げ込み」と呼ばれる風習があります。
全て手作業のため、1体の完成には1週間から10日間ほどかかるということです。
愛媛・松山駅に運び込まれたのは、大人の背丈よりも大きな「ジャンボ門松」です。
松山工業高校の生徒らが自ら竹を切り、製作。
生徒たちは高さ、約3メートルあるジャンボ門松にしめ縄などを飾り付け完成しました。
生徒は「竹を自分たちで切って組み立てていく中で、門松の形が見てきたところで達成感が湧いてきました。愛媛県内じゃなくて県外の方々も多く見てほしい」と話します。
ジャンボ門松は、年明けの2026年1月12日まで飾られます。
23日の東京都心。
日中でも9.8度までしか気温が上がらず真冬の寒さとなりました。
そんな中、23日が2025年最後の販売となる「年末ジャンボ宝くじ」の大行列ができていました。
宝くじを購入した人は「マンション、株ですかね。未来への投資で。一獲千金。しかも今日は日がいい日なので。寅の日、信じています」と期待を寄せます。
中には、1時間半かけ“夢”を買いに来た人もいて、「1時間半かけてバスとか地下鉄乗り継いで、1時間半並ぶと思わなかった。ここまで時間かけてきたので、少しでもワクワク感を」と話します。
真冬の冷え込みとなった神奈川・横浜市では、商店街が熱気に包まれていました。
大きなニンジンが3本入りで120円。
ジャガイモ・タマネギ・サツマイモも、大きなざるに入ってワンコインの500円。
どの野菜もお値打ち価格で並ぶこの商店街は、“ハマのアメ横”とも呼ばれる「洪福寺松原商店街」です。
女性が手に取ったのは大きなタラバガニ。居合わせた女性もカニの大きさにビックリです。
気になるお値段は、「1万3000円。お正月なので奮発しようかな」と話します。
一方、24日の東京都心は朝から冷たい雨となる見通しです。
最高気温は23日よりも3度低い7度予想で、真冬のような寒さのクリスマスイブになりそう。
体調管理に注意が必要です。