民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、長野県松本市の自動車ガラス修理業者「トータルグラス」が12月11日、長野地裁松本支部から破産開始決定を受けたことが分かりました。負債は約7000万円だということです。
同社は2005年に設立された自動車用ガラスの修理業者です。「くるまガラスアドバイザー」と称してガラスの油膜取り、撥水加工、フィルム施工、修理・交換など自動車用ガラスに関する様々なサービスを手掛け、一般個人のみならず自動車ディーラーからも受注を獲得、従前は8000万円台の売上を確保していました。しかし昨今は需要減や同業者との競争激化から2024年9月期の売上高が6500万円に留まるなど低調な業績推移を余儀なくされ、資金繰りはひっ迫、事業継続を断念して今回の措置に至ったということです。
負債総額は約7000万円だということです。