広島など、カキが全国的な不漁となる中、諫早漁協組合が2025年の小長井産牡蠣の水揚げ状況の報告のため、諫早市役所を表敬訪問しました。
諫早市役所を訪れたのは、諫早湾漁業協同組合の組合長など2人で、大久保市長に5kgの小長井産の牡蠣を手渡しました。
諫早湾漁協組合 野田 清一 組合長
「高水温を心配していたが、ことしは順調に育ち」
「平均すれば2024年よりもいいんじゃないかという出来」
大ぶりで甘みが特徴の小長井産の牡蠣。
2025年の出来は?
諫早市 大久保 潔重 市長
「ぷりぷりでまろやかでクリーミー」
「おいしいですよ」
この日、市役所前では販売会もあり、1kg1500円の牡蠣が次々と売れていました。
2025年は広島の牡蠣が歴史的不漁となる一方、小長井産牡蠣は身入りもよく、シーズン中は例年並みの約200tの水揚げが見込まれています。
また、県によりますと、九十九島や大村湾などの県内の養殖牡蠣について大規模なへい死は確認されておらず、このまま成長が順調に進めば2024年よりも多い水揚げ量を見込んでいます。
小長井産牡蠣のシーズンは、2026年3月末まで続きます。