大阪府の吉村知事はオーバーツーリズム対策として、ミナミのごみ箱の増設などに宿泊税およそ10億円を活用する方針を示しました。
22日午後、大阪府の吉村知事と大阪市の横山市長らは観光客の増加により、ゴミのポイ捨てや路上喫煙が深刻な問題となっている大阪・ミナミを視察しました。
道頓堀商店会は、月におよそ100万円かけてゴミ箱の管理やごみの回収を行うなど、対応に追われています。
視察後に行われた会議で吉村知事は、ごみ箱や喫煙所の増設などのため、大阪府の宿泊税およそ10億円を活用する方針を示しました。
【大阪府・吉村知事】「ミナミは大阪の顔であるので宿泊税を使ってミナミの美化のためにガツンと集中して投下すべき。そうすれば街の価値は絶対上がると思う」
美化対策の費用は、大阪府の来年度予算に計上される見通しです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月22日放送)