徳島市が生活保護受給者ら59人に賞味期限切れの食品を配布。
さらに「体調が悪くなった場合、自己責任」とする同意書にサインをさせていたことが分かりました。
徳島市はおととし5月から今月1日までの間に、生活保護の受給者や申請者の中でその日の食料に困った59人に対して、賞味期限が切れた備蓄用のパンやアルファ化米などの食品を渡していました。
その際、「体調が悪くなった場合、自己責任であることを理解しています」とする同意書にサインさせていたということです。
支給された食品の中には、賞味期限が最長で1年2カ月過ぎたものもあったということです。
市は、「万が一の事故の想定をしていなかったことや『自己責任』とした同意書をとっていたことは不適切だった」としていて、配布を中止しています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月22日放送)