福島県内の高校文化部が勢揃いし、それぞれの活動を発表するイベントが12月21日、福島県・南相馬市で開かれた。
南相馬市民文化会館で行われた「活動優秀校公演」は、県内各地の特色ある活動を行う高校文化部が一堂に会し、日頃の成果を披露するイベントで今年で9回目の開催。
ステージでは相馬高校・相馬太鼓部の演奏や、相馬農業高校・郷土芸能部による「宝財踊り(ほうさいおどり)」など、12の団体の発表が行われ、訪れた人からは温かい拍手が送られた。
相馬農業高校・郷土芸能部の生徒は「みんな心を一つに面白おかしく踊れたと思う」と充実した表情で語った。また、会場に訪れた女性は「今の高校生が(伝統を)受け継いでいるということに、ものすごく良かったなと思っている」と嬉しそうに話した。
このイベントは2026年は福島市で行われる予定。