小泉防衛相は長崎県を訪れ、陸上自衛隊相浦駐屯地で水陸両用作戦を担う専門部隊を視察しました。
陸上自衛隊の「水陸機動団」は、離島が攻められた場合に上陸して奪還する作戦などを行う部隊です。
小泉防衛相は水中での訓練を視察したほか、装備に実際に触れ、水陸両用車「AAV7」には試乗して機動性などを確認しました。
また、敷地内を離島に見立て、輸送機オスプレイなどが展開する訓練を視察しました。
小泉防衛相:
島しょ防衛のプロフェッショナルとして、緊張感を持って、任務に精励する姿を確認でき、大変、頼もしく感じた。
視察後の取材で小泉防衛相は、中国の動向などを念頭に「一層、厳しさを増す安全保障環境を踏まえれば、南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題だ」と改めて強調しました。