上野動物園は21日、双子のパンダを事前の申し込みなしに観覧できる最終日を迎えました。
日中関係が冷え込む中、“パンダゼロ”の日が近づいています。
開園前に並んだ人は約4000人以上。
上野動物園には、早朝から別れを惜しむファンが駆けつけました。
ファンが撮影した21日のパンダ舎の様子をみると、元気に歩き回るレイレイの姿が捉えられていました。
東京都は、上野公園で生まれた双子のジャイアントパンダ・シャオシャオとレイレイを、2026年の1月下旬に中国に返還すると発表。
1人1分ほど並んだ順に見ることができるのは、21日が最終日となりました。
観覧したファンからは「寂しいし悲しいし、すっぽり大きなものが抜けてしまう。欠けてしまう気がする」「並んだかいがあったと思う。大切に1分間、短い間をしっかりと目に焼き付けました」といった声が聞かれました。
21日の観覧受付は開園から約1時間半で終了。
23日からはインターネットで事前の申し込みが必要になり、観覧の最終日は2026年1月25日になります。