新潟県糸魚川市の国道で、普通乗用車が道路外の畑に転落し、エンジンルーム付近から火が出る事故がありました。運転手は手の甲をやけどするなどの軽傷を負いましたが、命に別条はありません。
事故があったのは、糸魚川市百川の国道8号線です。
12月16日午後10時前、道路を走行中の普通乗用車が、道路脇に設置されたフェンスなどを突き破り、約2m下の畑に転がり落ちた後、エンジン付近から出火しました。
火は約30分後に消し止められ、この車を1人で運転していた20代男性が手の甲をやけどするなどの軽傷を負い糸魚川市内の病院に搬送されましたが、命に別条はありませんでした。
事故は近隣住民から「車が燃えている。エンジンルームから火が見える」と110番通報があったことで発覚しました。
警察によりますと、現場は片側1車線の直線道路で、事故当時、雨が降っていて路上には水たまりができていたということです。また、車はボンネット付近が激しく燃えていました。
警察は車が雨でスリップした可能性も含め、事故の原因を詳しく調べています。