カエルをテーマにした作品を手がける日本画家、小山内愛美さんの展覧会が、19日から秋田市で開かれています。
小山内愛美さんは秋田市在住の日本画家で、小さいながらも生命力のあるカエルに魅力を感じ、15年前からカエルを描き続けています。
2025年は、東京や大阪など全国各地で個展を開き、秋田で約3年ぶりの開催となった個展会場には、絵画や立体作品など約50点が展示されています。
「しあわせの系譜」という作品は、シロツメクサの中にカエルやチョウなどが描かれていて、生命力の豊かさが伝わってきます。
このほか会場には、石を砕いて作る「岩絵の具」を用いて描かれた個性豊かなカエルの絵画も数多く展示されています。
日本画家・小山内愛美さん:
「アマガエルも皆さんにとって身近な存在ではあるが、私のカエルは、アマガエルでも人のように色々な性格や個性があるカエルをたくさん描いた個展となっている」
この展覧会は、秋田市のアトリオンで21日まで開かれています。