アルゼンチンで1月から続いている大規模な森林火災は、鎮火のめどが立たないままです。
被害が広がっているのは、アルゼンチン南部のパタゴニア地方。
これまでに4万5000ha以上が焼け、数千人の住民らが避難を余儀なくされています。
世界自然遺産のロス・アレルセス国立公園で消火活動に当たる消防士の1人は、アルゼンチンのミレイ大統領による緊縮財政政策のため、人員が不足していると訴えています。
国立公園の消防士:
現在、消防士は390人です。ミレイ政権発足時は430人でした。人員不足です。辞職する人も多いです。今この瞬間も同僚たちが辞職しています。理由は単純に給料が足りないからです。給料が低すぎます。
AP通信によると、火災の範囲はさらに広がりつつあるということです。
一方、カリブ海に浮かぶ常夏の島国・キューバは、大寒波の影響による冬の嵐に襲われています。
沿岸部には3メートルから4メートルほどの高波が次々と押し寄せ、一部では冠水する場所も見られました。
大寒波の影響で気温は上がらず、慣れない寒さに住民は四苦八苦です。
住民:
ご覧の通り何枚も重ね着して、身を守るためにできる限りのことをしています。
キューバは1年の平均気温が約25度ですが、気象当局によると、今後も朝の最低気温が10度を下回る日が続く見込みだということです。
同じく歴史的寒波に見舞われているアメリカでは、普段は温暖な南部のフロリダ州で、思わぬ現象が相次いでいます。
映っているのは、気を失ったイグアナです。
イグアナは寒さが苦手で、体温が低下したことによって一時的に仮死状態に陥り、木から落下したとみられます。
外来種のイグアナは無許可での駆除や運搬は本来禁止。
しかし、相次ぐ落下を受けて、フロリダ州は動けなくなったイグアナを回収し、当局に持ち込めるよう特別許可を出しました。