冬真っただ中で、静電気や肌荒れなど「乾燥」に悩まされていませんか。太平洋側を中心に記録的な少雨にもなっています。
「乾燥」は他にもインフルエンザが流行したり、体調にも悪影響を及ぼしたりすることがあり厄介です。
2月が始まりましたが、平年のデータを見た場合、どの都道府県が特に「カラカラ(乾燥)」で、どこが「ウルウル(潤っている)」になりやすいのでしょうか。
どこが「カラカラ」?「ウルウル」?
今回は、気象庁のデータから「2月の月平均湿度(平年値)」に注目しました。
【湿度が高い都道府県/2月】
1位/福井、富山:78%
3位/山形:77%
4位/青森:76%
5位/鳥取、長野、新潟、島根(松江)、滋賀(彦根):74%
共通点は、日本海側。
冬型の気圧配置の影響で、雪や曇りの日が多く、この冬も大雪による交通トラブルや除雪中の事故が増えています。
一方で、この雪の素となる湿った空気のおかげで、空気中の水分が保たれやすくなっています。
【湿度が低い都市/2月】
1位/山梨(甲府)、群馬(前橋)、東京、埼玉(熊谷):52%
5位/神奈川(横浜):54%
日本海側と反対に太平洋側は、冬の間、晴天の日が多く、乾いた北風が吹きやすいため、湿度が下がりやすくなります。
晴天も乾燥に影響
もう少し詳しく見ていくと、ウルウルは北陸、カラカラは関東が多いのですが、これは日照時間や気温とも関係しています。
調べてみると、北陸の2月の日照時間の平均は約85時間なのに対し、関東は約183時間と、100時間ほど多く倍以上になっています。
関東は晴れやすく日照が多いため、昼間は気温が上がり逆に湿度が下がりますが、曇りや雪の日が多い北陸は一日を通して湿度が高い状態が続きやすいんです。
これが平均湿度にも影響しているんですね。
乾燥対策、基本は「加湿」と「保湿」
冬場はエアコンなどの暖房器具を使いますが、室温が上がると湿度が下がって乾燥するので、暖房とセットで部屋を加湿をしましょう。
ただし、加湿のしすぎはカビ繁殖のもとになることもあるので注意してください。一般的に快適に過ごせる湿度は40~60%程度が目安です。
洗濯物の部屋干しや、寝るときのマスクも手軽な方法でオススメです。
【執筆:ウェザーマップ】