岩手県の空の玄関口、花巻空港の利用客に清々しい気持ちで新年を迎えてもらおうと花巻農業高校の生徒たちが、12月19日に門松を飾り付けました。

花巻農業高校では造園などを学ぶ環境科学科の生徒たちが毎年この時期駅などの公共施設に門松を設置しています。

19日は2年生8人が花巻空港を訪れ、高さ2mほどの門松を飾り付けました。

生徒たちは授業の一環で門松の飾りの意味なども学んでいるということで、材料の松と竹に加え縄を結ぶことで梅の花も表現し、縁起の良い門松に仕上げたということです。

年末年始は空港の利用者が多い時期でもあり、生徒たちは門松を見た人が幸せな気持ちになるよう心を込めて作業をしていました。

花巻農業高校環境科学科2年 星川虎太郎さん
「かなりいい出来だと思う。左右対称になるようきれいに整えることを意識した。清々しい気持ちで新年を迎えてほしい」

門松はJR花巻駅にも19日設置され、年明けの1月7日まで空港と駅の利用客を出迎えます。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。