「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
先月、広島市内中心部にサルが出没する騒ぎがありましたが、今から16年前の2009年12月にも、広島市の住宅街にサルが現れ、捕獲作戦が展開されました。
【住民は】
「事件かと思ったら、サルだサルだと言って」
広島市中区十日市町の住宅街に「サルがいる」と通報がありました。
現場には、警察官や大きな網をもった市の職員の姿も。
【住民は】
「あそこ!どこどこ?おった!」
ベランダから顔をのぞかせる1匹のサル。
警察官や市の職員が捕獲を試みますが…。
サルは、若いオスのニホンザルで群れを離れ、山から街に迷い込んだようです。
さらにサルは近くの小学校に逃げ込みます。
授業は中断し、学校は一時騒然となりました。
【校内放送】
「子供たちは校舎の中に待機しなさい」
その後、サルは包囲網をかいくぐり住宅街へと姿を消しました。
しかし、翌日、近くの駐車場にいたサルを麻酔の吹き矢で眠らせ捕獲に成功。
3日間の捕獲作戦に終止符が打たれました。