時速128キロで車を運転し、事故を起こして男性2人を死傷させた積みに問われた男に、懲役7年が求刑されました。
いなべ市の無職・瀬木淳被告(40)は2021年7月、法定速度60キロの市道を時速128キロで運転して対向車と正面衝突し、運転手の高田由彦さん(当時64)ら2人を死傷させた危険運転致死傷の罪に問われています。
これまでの裁判で、瀬木被告は起訴内容を認めています。
検察側は、「日常的に速度超過を繰り返し、スリルを味わうため高速度でカーブの道を走り抜けたいという動機に酌量の余地はない」として、懲役7年を求刑しました。
一方、弁護側は「被害者と示談が成立し反省している」として、懲役4年が相当と主張しました。
判決は1月9日に言い渡されます。