大規模な災害やテロといった特殊な事件などの際に、専門的で高度な知識と技術で救助に当たることができる高度救助隊が諫早消防署に発足することになりました。
諫早消防署の高度救助隊は、1月1日付で現在の「特別救助隊」が移行するもので、19日は大久保市長などが出席して、発足式が行われました。
諫早消防署 橋本憲和 署長
「高度救助隊発足がゴールではなく、新たなスタートとして捉えていただいて、その職務に自信と誇りを持って崇高な任務に精励していただくことを期待しております」
高度救助隊は複雑で多様化する災害や特殊な物質による事故や事件などの現場で、より専門的な資材や機材を使って救助活動を行うチームです。
メンバーは特別な教育と訓練を受けていて、発足式では震度6弱の地震により倒壊した建物を想定して、取り残された２人を救助するデモンストレーションがありました。
西山大輔 1隊高度救助隊長
「災害自体も多種多様化していきますので、そのレベルアップを目的とすることと、隊員の士気を落とさないように隊員を盛り上げながら活動をしていくことを一番心がけています」
高度救助隊の設置は、長崎市と佐世保市に次いで3カ所目です。
