■同窓会名義の口座などから200万円以上を横領

 北海道教育委員会は12月18日、前々任校で、校長名義と同窓会名義の預金口座から200万円以上を横領したとして、南部の森町の中学校に勤務する57歳の男性校長を懲戒免職処分にしたと発表しました。

 道教委などによりますと、男性校長は2019年、当時教頭として勤務していた函館市の中学校で、校長名義の口座と同窓会名義の口座から合わせて215万4457円を横領しました。

 男性校長は2025年10月、業務上横領容疑で逮捕され、その後起訴されていて、道教委の調査に対し行為を認めています。「大変申し訳ないと思っている。学校の信頼を失い、どう謝罪していいかわからない」と話しているということです。


■親睦会の口座から約3万円を横領

 また、2024年3月と2025年3月に、前任校で親睦会の口座から5万5318円を不正に引き出し、領収書を偽造して、3万918円を横領したとして、上川地方の上富良野町の小学校に勤務する37歳の男性事務職員も懲戒免職処分となりました。

 男性事務職員は、差額の2万4400円で学校の親睦会で使うコーヒーやお茶の購入していたものの、3万円あまりを持ち帰っていたということです。

 道教委の調査に「現金を持ち出してしまうという誤った判断を強く後悔しております」と述べていて、すでに弁済はしています。

北海道文化放送
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