11月に開かれた聴覚障害者の国際スポーツ大会『東京デフリンピック』で、ハンドホールの日本代表として出場した鳥取県米子市出身の小林優太選手に、市のスポーツ栄光賞が贈られました。
米子市のスポーツ栄光賞が贈られたのは、米子市出身で東京デフリンピック・ハンドホール男子日本代表の小林優太選手です。
米子市役所で表彰式が行われ、伊木市長から表彰状が手渡されました。
小林選手は3歳の頃に難聴と分かり、小学3年までろう学校に通学、その後、補聴器を使用しながら、障害がない人と同じ学校に通い、米子北高校時代にハンドボールを始めました。
現在は、東京の補聴器販売会社に勤務しながら競技を続け、日本にとって初出場の東京デフリンピックではキャプテンとして、大会初勝利と7位入賞に貢献しました。
小林優太選手:
今回の大会は、まず1勝を目標でした。次は、貪欲に勝利を目指して、最終的には3位以上を目指して目標にしたいかな。
スポーツ栄光賞は、オリンピックやパラリンピック、デフリンピックに出場した米子市ゆかりの選手を称えるため2021年度に創設され、小林選手は8人目、デフリンピック出場者では初めての受賞です。