呉市の下蒲刈町でお正月の縁起物として欠かせない『葉つきミカン』の出荷が行われました。

呉市・下蒲刈町の選果場に集められたのは、お正月の鏡餅やしめ飾りなどに使われる『葉つきミカン』です。
蒲刈地区は葉つきミカンの県内最大の産地で、現在では150軒ほどの農家が栽培を行っています。

3枚から4枚の葉を残して出荷するため機械での選別が出来ず、農家やJAの職員たちがすべて手作業で箱詰めしていきます。

今年は天候にも恵まれたため玉太りもよく、そのまま食べても非常に美味しいミカンに仕上がったということです。

【JA広島果実連 石川祐介技師】
「この葉つきミカンを飾っていただいて、新たな年を迎えて、皆さんに喜んで頂きたいと思っている」

今年はミカンの表年にあたるため、葉付きミカンも去年より3トンほど多いおよそ18トンが、県内や関西方面の市場に出荷されます。

テレビ新広島
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