スケートを始めたきっかけの“オリンピック”
「オリンピックを見てスケートを始めました。それが2006年のトリノオリンピック。スケートを始めて、『オリンピックのメダルが欲しい』とずっと言い続けてスケートを20年やってきました」
2006年、トリノ五輪で金メダルを獲得したエフゲニー・プルシェンコさんを見ていた山本少年。
「プルシェンコさんが表彰式でメダルをかけてもらっているシーンになぜかひかれて、メダルが欲しいって言って始めたみたいです」
「オリンピックでメダルを獲りたい」その思いが彼を突き動かしていた。
競技人生で3度目のオリンピックシーズンを迎えた今季は、並々ならぬ思いで臨んでいる。
「今シーズンラストチャンスかなと思っています。本当に難しい状況ではありますけど、つかめるチャンスがある舞台だと思う。最後までオリンピックを目指してつかみ取りたい、その気持ちで全力でやりたい」
