いわゆる“パパ活”で知り合った少女にわいせつな行為をした罪に問われている大阪府警の元警視に、大阪地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
大阪府警生活安全部の元警視・辻本浩嗣被告(54)は、カラオケ店でマッチングアプリで知り合った少女2人の体を触るなど、わいせつな行為をした罪に問われています。
辻本被告は未成年のわいせつ事件などを取り締まる立場で、これまでの裁判で起訴内容を認めていました。
判決で、大阪地裁(御山真理子裁判官)は「卑劣かつ悪質な犯行」「警察全体に対する国民の信頼を大きく失墜させた」と指摘しました。
一方で、少女側と示談が成立していることなどを考慮し拘禁刑2年・執行猶予4年を言い渡しました。