福岡の“武道の聖地”が生まれ変わります。
来年1月に開館する「福岡武道館」が報道陣に公開されました。
「福岡武道館」は福岡市中央区の大濠公園近くから博多区の東公園へと場所を移しました。
新しい福岡武道館は地下1階・地上4階建で、オープンを前に17日、内部が報道陣に公開されました。
◆記者リポート
「中にやってきました。新たな武道場はこちら2階にあります。とっても開放感のある作りになっています」
武道場は柔道場と剣道場が4面ずつで、広さは約2000平方メートル。
旧武道館よりも周りにある歩行空間が広がりました。
天井のはりや壁には福岡県産の木材が使われていて、平日は警察官が訓練で使用するほか、申請をすれば一般の人も利用することができます。
そして地下1階には新たに「体育館」も。
武術だけでなくバレーボールやバスケットボールなど多様なスポーツに対応できます。
また1階には相撲場。
4階には弓道場が設けられています。
◆福岡県警 教養課 芳尾章 次席
「福岡武道館は警察術科訓練の場所とさせていただくとともに、福岡県の新たなスポーツの拠点として県民の方に広く利用していただき、親しまれる施設になるよう取り組んでいきたい」
「福岡武道館」は12月20日に開館記念式典が行われ、来年1月にオープンします。