高市首相は17日の臨時国会閉会にあたっての記者会見で、衆院の解散総選挙についての見解を問われ「令和8年度の税制改正や、当初予算の取りまとめなど、目の前でやらなきゃいけないことが山ほど控えているので、解散について考えている暇がございません」と述べた。

また、日本維新の会との連立政権を他党にも広げていく可能性については、「今後とも日本維新の会と連立合意を基礎として、国家国民のために働いていく。その決意にいささかの変わりもない。連立の拡大については、これは相手方の意向もあることだから、私からコメントをすることは控えたい」と述べた。

その上で「しかしながら、就任以来申し上げているが、政治の安定なくして力強い経済政策も、また力強い外交安全保障も推進していくことはできないと考えている」との認識を示した。