福岡市で男女2人が刃物で刺された事件で、逮捕された男が公共交通機関を使い、現場から逃走していたとみられることが分かった。
自分の車を放置し現場から公共交通機関で逃走か
逮捕された無職の山口直也容疑者(30)は、福岡市中央区のみずほPayPayドームに隣接するHKT48劇場のスタッフの男性の左胸を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。

その後の捜査関係者への取材で、山口容疑者は、現場に自分の車で訪れて犯行に及んだあと、公共交通機関を利用して逃走したとみられることが新たに分かった。
防犯カメラ映像などから判明し、放置された車を警察が押収している。

山口容疑者は、持っていた包丁2本を「今月に入り購入した」と供述していて、事件前、HKTメンバーが出入りする場所を徘徊(はいかい)していたことなどから、警察は、メンバーを狙った計画的な犯行の可能性も視野に動機の解明を進めている。
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